病院治療の費用などを考えると市販薬の使用も一考の価値あり
爪水虫用の市販薬を探されている方は多いのではないでしょうか。皮膚科で診察してもらうと、だいたいどこの病院も飲み薬を処方します。ですが、爪水虫の飲み薬には副作用の心配があったり、通院を何ヶ月もの間続けなければならなかったりします。
また、飲み薬は安い値段ではなく内服する期間も長いため費用がかかってしまいます。通院して治るまでにかかる費用は、平均すると3万円程度のようです。このようなことが嫌な方が、爪水虫の市販薬を探しているのではないでしょうか。
先ほど、皮膚科に診察してもらうと飲み薬が処方されるといいましたが、なぜ病院では爪水虫の治療に飲み薬を使うのでしょうか。理由は、爪は固くてある程度の厚みがあるため、外用薬だと浸透しにくく、血流がない爪のなかの白癬菌を殺すことができないからです。
これが日本では一般的ですが、日本でも爪水虫の症状がひどくなければ、外用薬でも治療可能であるという医師の方もいらっしゃいます。また、アメリカやヨーロッパでは爪水虫は塗り薬で治すのが主流となっています。
爪水虫の市販薬を使うにしても、爪に浸透するものでなくては確かに効果は薄いと考えられます。ですから、市販薬でも爪に薬剤が浸透するようなものであればよいわけです。一般の薬局で見かけることはありませんが、アメリカ製で爪に浸透する特許を取得している爪水虫の市販薬があります。「Dr.G’s クリアネイル」という市販薬があります。
Dr.の名前でわかるとおり医師が生みだしたものです。無色無臭であるため、マニキュアの上からも使える(だだし、直接爪に塗った方が効果的です)、白癬菌を殺すベンゾルコニアム(Benzalkonium)を含んでいるなどの特徴があります。爪水虫の状態がひどくない状態であれば使ってみる価値はあると思います。